こんにちはpichiです。今回はどんな洗剤や柔軟剤でも消えなかった洗濯物の黄ばみや黒ずみ、ニオイ対策について書いていきたいと思います。
実は洗濯物の仕上がりに満足がいかない人が多いんです。

それは洗濯のやり方や使う漂白剤の種類、使い方に問題があるかも!
洗濯したのにニオイが取れないとか、黄ばみや黒ずみがとれないなど、満足な仕上がりにならなくて多くの人が悩んでいます。
今回はそんな悩みを解決。洗濯の洗い上がりに関する「なんで?」を解説していきたいと思います。
いろいろ調べたら私も納得いかなかったことがスッと腑に落ちましたよ。
今では毎日白くていい香りの洗濯物に囲まれています。
- 漂白剤を使っているのに白くならない
- 洗濯した後なのにニオイがとれない
- 洗濯した後はいい臭いなのに使うと臭い
Contents
なぜニオイがとれないの?なぜ白くならないの?

洗濯は毎日しているのに乾いた洗濯物のニオイが取れない、白くならないと悩んでいる方、原因は洗濯や乾燥のやり方、漂白剤の種類や使い方のようです。
いろいろな洗剤や柔軟剤を試す前に悩みを解決すべく、洗濯の仕方や乾かし方を見直したり、最適な漂白剤で正しい使い方をしてみましょう。
私もいろいろな柔軟剤を試したり漂白剤を使ったりと悩んでいました。
どうやらいろんな洗剤や漂白剤を試しても解決しない問題だったんです。
匂いや色の変化に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
「洗い方などの細かい事が良くわからない(いつも洗濯機のお任せコースでやってる) これで本当にいいのかと疑問に思う事はある」(30代/男性)
「いろんな洗剤があるが、どれも納得のいく洗浄力が無く、CMみたいに綺麗に汚れが落ちきれていない」(40代/女性)
「下洗いをしないと臭いのひどいものは洗濯機で回すだけでは落ちない」(40代/女性)
「食べこぼしなどのシミが落ちていなくてガッカリすることがある。」(40代/女性)
株式会社アスマーク 洗濯に関するアンケート調査
Q:洗濯物の臭いが取れないのはなぜ?
A:臭いの原因はモラクセラ菌が排出するフンによるもの
洗って乾かした後、雑巾のような臭いがするときはモラクセラ菌という菌が繁殖してしまったことによります。
モラクセラ菌が排出するフンがあの嫌な臭いの原因です。
モラクセラ菌は水分や皮脂を栄養にして増殖します。
菌自体は臭わないのですが、菌がフンを排出しながら繁殖するため、臭いが発生します。
ということは、モラクセラ菌が繁殖しやすい環境を作っていたから洗濯しても臭いが取れなかったんですね。
ではモラクセラ菌を増殖させない対策を考えましょう。
花王、洗濯後に発生する衣類の悪臭の原因菌を解明
モラクセラ菌はこれまで分離源として報告のなかった身近な生活環境に高い確率で存在し、洗濯後も衣類に残り、雑巾様臭の生成に深く係わっていたことが初めて明らかになった。これにより、洗濯時には汚れだけでなく、このモラクセラ菌を効率的に除去することが大切だということが示唆された。
粧業日報
モラクセラ菌の増殖を予防する対策

・汚れた洗濯物はすぐに洗う
汚れた洗濯物はすぐに洗濯をしましょう。
長時間洗濯物を放置していると汗や水分でモラクセラ菌が繁殖してしまいます。
すぐにできない時は濡れたままカゴに入れないことです。
タオル掛けにかけるなどして濡れたままにしないようにしましょう。
・洗濯する時水の量を多めに設定する
自動モードを選択すると便利ですが、汗や皮脂汚れが落ち切れていない場合があります。
水を少し多めに設定したり、すすぎの時間を増やしたりしてしっかり汚れを落とします。
汚れが残っているとそこからモラクセラ菌が繁殖していきます。
・しっかり乾かす
洗濯後すぐに干すようにしましょう。
湿った状態が長いとモラクセラ菌がどんどん繁殖していきます。
そして乾ききっていないのにしまってしまうのもNGです。
もし少し湿っぽいなと感じたときは部屋の中でドライヤーや暖房器具などを利用して完全に乾かしましょう。
他には、洗濯するときに脱水を長めに設定したり、梅雨時期はコインランドリーの乾燥機を利用するなど対策をしてしっかり乾かします。
・洗濯槽の掃除をする
月に1度洗濯槽クリーナーで掃除をしましょう。
実は、臭いの原因はカビが衣類に移りカビの臭いを発生している可能性もあります。
Q:洗った後のタオルはいい匂いなのに使うとクサイのはなぜ?

A:1度繁殖したモラクセラ菌を落とし切れていないため、使うときに水分や皮脂を含み再び菌が活性化する
洗い立ての香りはいい香りなのに使うと臭い…というニオイ戻りの経験をした人は多いと思います。
実は、1回菌が繁殖するとなかなか普段の洗濯では落としきれません。
タオルを使うときに温度、水分、皮脂で再び菌が活性化しフンを排出、臭いが発生してしまうんです。
ではタオルを買い替えないとダメなの?って思いますよね。
そこで粉末の酸素系漂白剤の出番です。
しつこいモラクセラ菌対策
粉末の酸素系漂白剤を通常の洗濯に追加してみましょう。
それでも臭う場合はぬるま湯に粉末の酸素系漂白剤を溶かし30分つけ置きして菌を死滅させます。
その後いつも通りの洗濯をすればOKです!
Q:キッチンの台ふきんがクサイ!!

A:長時間水分を含んでいてモラクセラ菌が繁殖しやすい環境だから
台ふきんは家の中で最も雑菌の繁殖しやすい場所です。
キッチンのタオルや食器用ふきんも同じく常に水分を含んでいる状態に近いため、モラクセラ菌の増殖を防ぐのはかなりハードルが高いです。
台ふきんのモラクセラ菌対策
基本は毎日、最後に殺菌力が高い塩素系の漂白剤につけ置きして除菌します。
そして他の洗濯物と別に洗うようにしましょう。
一緒に洗ってしまうと他の洗濯物にモラクセラ菌が移ってしまいます。
でもズボラな私は毎日漂白するのはちょっと無理でした…💦
そこで私はキッチンの台ふきんをなくしたんです。
代わりに使っているのはカビキラーの食卓用アルコール除菌です。
これはもう長年愛用していますが、便利で清潔で言うことなしですね。
これで台ふきんのくさい臭いとはサヨナラです^^
ちなみに食器用ふきんも使っていません。
お皿は自然乾燥で雑菌がつかないようにしていますよ!
家事がひとつ減って自分の時間になりました。
私のようなズボラさんにおすすめです。
ふきんをなくして家事を減らした記事はこちらで紹介しています。
Q:漂白剤を使っても黒ずみや黄ばみが落ちない

A:漂白剤の種類や使い方が違う
黒ずみや黄ばみは酸性の粉末漂白剤が適しています。
「酸性の粉末漂白剤使っているのに取れない」という方多いと思います。
私もその1人でした。
私は普段の洗濯に酸性の漂白剤を一緒に入れて洗濯していたんです。
「合ってるじゃん!」と思われた方、違うんです。
1度黒ずんだり黄ばんだりしたものはお湯に酸性の粉末漂白剤を溶かしてつけ置き洗いをしないと取れないんです。
普段の洗濯に酸性の粉末漂白剤を一緒に入れるのは色を変化させないようにするための予防なんです。
予防していてもやっぱり何度も洗濯していれば黒ずんできます。
そういう場合はつけ置き洗いをしないと落ちません。
漂白剤を使っているのに黒ずみや黄ばみが落ちない…と、悩んでいる方は漂白剤の種類と使い方を見直してみましょう。
今まで諦めていた汚れも正しい使い方をしたら綺麗な白が戻ってくるかもしれないですよ。
【黄ばみ、黒ずみ対策】酸素系漂白剤の正しい使い方

黄ばみや黒ずみは酸素系漂白剤につけ置きすると落とすことができます。
そして漂白で最も大事なのは温度です。
40度から60度のお湯で漂白すると効果が高くなります。
せっかく酸素系漂白剤を使ってつけ置きしても水では白くなりません。
また、粉末タイプと液体タイプがありますが、漂白効果が高いのは粉末タイプです。
さらに効果を高めたい場合は重曹も一緒に混ぜてみてください。
洗濯機によっては重曹が使えないものもあるので、使用する前に説明書を確認しましょう。
こまめに効果を確認しながら最初は30分~1時間つけ置きます。
落ちていない場合は、再度お湯の温度を上げて、洗剤を足してみてください。
少しずつ落ちていればこの作業を繰り返すと白くなります。
ちなみに、私が使っている粉末の漂白剤はオキシクリーンです。
それから朗報です!
この漂白を洗面台で定期的にやると排水溝のいやなニオイも消えますよ!
やり方はこちら↓
黒ずみや黄ばみの予防でつけ置き漂白の回数を減らす

白い衣類やタオルの色が変化してしまってから対処するよりも、色が変わらないように普段の洗濯で予防しておくとつけ置きをする回数が減らせますよね。
前述しましたが、予防は簡単です。
普段の洗濯で粉末の酸素系漂白剤を追加するだけで黒ずみや黄ばみを予防できます。
だんだん色が変化してきてしまったらつけ置き洗いをして白いタオルに戻しましょう。
【洗濯】黄ばみ、黒ずみ、ニオイ対策 まとめ

今回は洗い上がりの洗濯物に関する「なんで?」を調べてみました。
嫌な臭いや色の変化は気分が良くないですよね。
臭いが取れないのは洗濯や乾燥のやり方が問題でモラクセラ菌が増殖してしまうため。
漂白剤で白くならないのは使っている漂白剤の種類や使い方の問題です。
悩みの原因がわかってからは白くていい匂いの洗濯物に囲まれる毎日を過ごしていますよ^^
洗濯してもニオイがとれないの。
漂白剤使っているのに黒ずみや黄ばみが取れないし。